鬱になり傷病手当金の請求をした経験
みなさんこんにちは
Colum(コロン)と申します。
現在コロナウィルスの影響で鬱気味になり、精神科の病院で「適応障害」と診断されました。会社を休職して傷病手当を加入している健康保険組合に申請し支給を受けている筆者です。
みなさんは傷病手当金という制度をご存じでしょうか?
たぶん休職して傷病手当金の支給を受けらる制度があることをまず知らないという方もいるかと思います。
会社に通うも精神的に苦しく、鬱症状が発症してどうしたらいいかわからない。会社を休んだらお金の心配が出てきて休むに休めないと不安に思っている人はたくさんいると思います。
少しでもそのような方が心身ともに休める方向に進めるように願っていおり、この経験が苦しんでいる人の生きる何かにつながるように書かせていただきます。
目次
- 傷病手当金とは?
- どのくらいの金額が支給されるものなの?
- どのくらいで支給されるの?
- どのくらいの期間、傷病手当金の支給を受けることができるのか?
- もし会社を辞めることになったら、支給はどうなるの?
- 手続きに必要な書類は?
- 申請してから会社とのやり取りはどのくらいあるのか?
- 続きは後日
- 今回の記事について
- まとめ
- 傷病手当金ってだいたいどのくらい支給をされるのか?
- どのくらいの期間支給を受けられるのか?
- どのような書類が必要か?
- 会社とのやりとりはどのくらいあるのか?
等々、今パッと思いつくのを挙げてみました。
これらを実際に私が経験した内容を書いていこうと思います。
傷病手当金とは?
一般的な会社員の人だと会社が加入している健康保険組合があるかと思います。
その加入している健康保険組合を通して支給される被保険者のための制度が傷病手当金です。
傷病手当金は、病気休業中に被保険者とその家族の生活を保障するために設けられた制度で、被保険者が病気やケガのために会社を休み、事業主から十分な報酬が受けられない場合に支給されます。
あくまでこの記事は筆者の体験なので間違っている点もあるかと思います。なので、細かい条件などの図解が載っているので下記HPをぜひチェックしましょう。
⇓⇓
全国健康健康保険協会
どのくらいの金額が支給されるものなの?
筆者が実際に支給を受けている金額は給与明細で勤めている時にもらっていた額面のだいたい6割ぐらい(2/3)の支給を受けています。
実際に額面で確かめたら、総支給額が21万円で保険組合から支給されている金額がだいたい15万円。そこから厚生年金、健康保険料、税金などが引かれて11万円ぐらいが口座に入金されていました。
たぶんですが、これも健康保険組合によって細かく違うんじゃないかなと。
しかし、おおよその割合は同じはずです。
どのくらいで支給されるの?
傷病手当金は、申請する期間に休職状態で、勤務をしていなく、給料を受け取る資格がない人に支給されるもの。
「過去にこの期間は休職してたので傷病手当金を請求します」と遡って請求するものなので、少し遅れて支給され始めます。
なので、すぐには支給されないものだと思っていおいてください。
筆者は最初の申請から1カ月くらい後になって、口座に支給されるようになりました。
どのくらいの期間、傷病手当金の支給を受けることができるのか?
加入している健康保険組合によって違うかもしれませんが、基本的に休職の原因となった症状が発症して病院にて診断された日から1年6カ月の間、傷病手当金の支給を受けることができるはずです。
その期間に病状が快復すれば一番良いことです。
しっかりと休養をとって症状が快復すれば、もちろん医師から診断書を受け取れなくなるので支給は受けられません。
しっかりと快復し、自分に自信をつけて会社に復帰するなり、新しい会社に行くなりしましょう。
もし会社を辞めることになったら、支給はどうなるの?
鬱症状の場合、
- 会社の環境
- 人間関係
等々が原因であることがほとんどかと思います。なので、休職することになった会社に戻るのは正直辛いし、考えたくもないことが多いはずです。
筆者も実際に休職してから知ったのですが、現在加入している健康保険組合に勤めている会社を退職した後でも、継続的にその健康保険組合に加入をし続けることができるのです。
退職後も継続的に加入を続けることで、傷病手当の制度を継続的に利用することができます。
しかし、休職している最中(退職する前)に傷病手当の申請をして支給をすでに受けていること、加入している健康保険に1年間加入していることが条件になります。
なので、加入してから1年未満の方、退職してから継続的に今までの健康保険組合を利用している中で病気を発症して診断を受けようと考えている方は傷病手当金の支給を受けることはできないはずです。
(おそらく休職中に所属している会社から支払われる給料の額面をもとに支給金額を決めるからなのではと筆者は勝手に思っています。)
そういう条件があるので、筆者的には鬱症状が出ているなぁと感じる人が身近にいたら、周りにいる家族の方、あるいは本人はちゃんと病院に行き、診断を受けてからしっかりと休職手続きと傷病手当の手続きをしたほうが良いと思います。
鬱症状は病気です。しっかりとした療養をすれば快復方向に向かいますので、苦しくて悩んでいる方は会社の業務のことよりも自分を守ることを最優先するようにしましょう。
手続きに必要な書類は?
筆者が必要になった書類等をまとめるとこんな感じ。
- 傷病手当金請求書
- 病院の先生に書いてもらう診断書
これらが必要になりました。
傷病手当金請求書
筆者の場合、傷病手当金請求書は会社側から印刷した紙が送られてきました。
会社の代表取締役のサイン、印鑑などがすでに記入済みの紙です。
たぶん加入している健康保険組合のホームページを覗けば傷病手当金請求書、それに準ずるものがPDFとかであるかもしれません。会社によっては自分で印刷しなければいけなくなるかもしれないのでそこはチェックしましょう。
診断書をもらう
鬱症状の方は精神科、心療内科などに行き診断を受けて、休みたいと伝えましょう。
おそらく余程の変わり者の先生でなければ本人が辛くて、苦しくて、普段の生活に支障が出ていると話せば診断書を書いてくれるかと思います。そこばっかりは本人にしかわかりませんので素直に話しましょう。
病院で診察を受ける時にしておきたいこと
直接先生に伝えるのが難しい人は配偶者、親、兄弟などの家族に付き添ってもらって診察を受けるようにしてください。別に1人で診察を受けられないことは恥ずかしいことではなく、それだけ症状が深刻な場合もあるのです。
事前に一緒に病院に行く人と自分がどのような症状なのか話しておいたり、メモに自分の気持ちを書いたりして整理しておきましょう。すると診察の時に先生がわかりやすくなります。症状が出ている本人にしかわからず目に見えないので「言葉」や「文字」にするのが大事なことです。
申請してから会社とのやり取りはどのくらいあるのか?
傷病手当金請求書はだいたい1カ月ごとに提出しています。
まとめて請求もできるみたいです。しかし、まとめるとその分支給が遅れます。
筆者的には1カ月ごとに請求するのが良いかと思います。
1カ月ごとに会社と書面でのやり取りを現在はしています。
たまに電話がかかってきますが症状を心配する電話内容だったり、休職期間についてだったりするのでこれは会社によって対応は全然違うかと思います。
会社から請求書を受け取って、自分の記入欄と病院の記入欄を埋める、会社に返送する。筆者がしているやり取りはこれだけです。
会社 ⇒ 自分(自分&病院の記入欄を埋める) ⇒ 会社に返送する
こんな感じのやり取りをしています。
続きは後日
ちょっと長くなったので続きは後日書かせていただきます。
次に書こうと思っているのは、請求書にはどのようなことを記入するのかを書いていきたいと思います。
今回の記事について
今回書いた内容は筆者が体験したことをもとに書いておりますが、筆者の認識、理解の仕方が不十分な点があるかと思います。もし誤解を招くような記載があったら本当にすみません。
確実に傷病手当金の支給を受けるためにも、必要な条件、必要な書類などは絶対に加入している各健康保険組合のホームページを確認したり、問い合わせをお願いいたします。
まとめ
少しでも鬱に悩み、苦しんでいる方が生きやすい、安心できるように筆者も願っており、同時に自分も治療をして生きやすいように進んでいきたいと思っています。
辛いときは休んでください。苦しいときは誰かに話してください。
今の世の中がおかしいので全然恥ずかしいことではありません。
自分が生きやすいように生きるのが1番良い選択肢のはずです。
現在の積み重ねが将来になります。
現在、生きている自分を大事にすることは将来の自分を大事にすることにつながります。
自分にやさしくなりましょう。
なんか語ってしまい、長文失礼しました。
また次回よろしくお願いします。
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